あいち緑育ネット体験農園のブログ(旧アグリパーク南陽体験農園のブログ)

あいち緑育ネット体験農園は会員制で1年を通じて野菜作りを体験する農園です。単発の収穫体験は行っておりません。

5月10日

世間では母の日の今日は臨時講習日。
これまた、どピーカンのいい天気でした。

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各自の区画に接木ナスと接木ピーマンを植えるところからスタート。
ちなみに、ナスは黒陽、ピーマンは京波です。

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福岡から届くのですが、箱に接木内容の記載がありました。
スケットKという台木に京波というピーマンをついだということ。
スケットKは青枯病抵抗性の台木です。
青枯病は、青々して元気そうだった苗が、急に萎びれて枯れてしまう病気。
細菌が急速に増殖、植物の導管に詰まって、水を吸えなくなって萎びれるのです。
茎を切って水につけると白いモヤモヤが出てくるので、わかります。
ジミ・ヘンのパープルヘイズ(頭の中を紫モヤモヤが~みたいな歌です。)ならぬ、ホワイトヘイズです。


京波はタキイの種です。
特徴は下記のタキイのHPを参照のこと。
http://www.takii.co.jp/CGI/tsk/shohin/shohin.cgi?breed_seq=00000427&hinmoku_cd=APE&area_cd=5&daigi_flg=0

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ナスは赤なすの台木に黒陽をついだとの表示。
赤なすは耐寒性・耐暑性があり、半枯病に強い種類です。
半枯病は菌のせいで、文字通り株や葉の半分が枯れるのです。

黒陽もタキイ製です。
黒陽の特徴は下記を参照のこと。
http://www.takii.co.jp/CGI/tsk/shohin/shohin.cgi?breed_seq=00000352

ナスとピーマンは基本区画の他に、専用の区画も作って、そこにも植えました。
基本区画の中は8月半ばには秋冬作のために野菜を撤去してしまうのですが、ナス、ピーマンは10月まで収穫できるのでもったいない。
なので、秋まで置いておける専用の区画を用意してあるのです。

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前回植えたものなどに、液肥として、尿素を溶かした水をやりました。(1000倍希釈)
尿素は窒素成分。
液肥にすることで、効きが早いです。

キュウリ(選択栽培)の植え付けもしました。

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選択した方みんなで協力して、作業分担して植え付けたら、あっという間に植え終わりました。
明日、杭を打ち、ネットを掛ける作業をする予定です。
本来なら講習日にネットかけもできればいいのですが、植え付け時期は作業量が多くなりがちで、やりきれない…。
植え付けが落ち着いたら、内容を絞ってじっくり講習日にできるとおもいます。

※今日欠席された方で、ご連絡いただいてない方の分は、こちらで植え付けさせていただきますので、よろしくお願いします。
ポット苗の状態で苗を老化させたくないので。

作業が終わったら、子供たちは池でザリガニ釣り。

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釣れるわ、釣れるわ。

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入れ食いです。
釣った後はリリースしてました。