元肥入れに向けて仮畝を立てました。
この仮畝の上に肥料を撒いた後、改めてトラクターでビシッと本番の畝立てをします。
(木曜日、金曜日の雨がどの程度降るかちょっと心配しつつ様子見です。)
毎年土壌診断していて、全体的な傾向を把握して肥料設計してます。
長年馬糞堆肥を多く使っていた事と元々の土質からしてリン、カリは十分足りている状態です。
また堆肥などが分解した腐植(土壌有機物)は程よく足りている状態です。
土のpHは6.8〜7.0程度なので石灰での酸度調整は必要なし。大概の野菜はpH6.5くらいが好適なので石灰を入れたら7.0の中性を超えてアルカリに傾いてしまうのです。
一方、マグネシウムが少なくなってきています。
ちなみにマグネシウムは苦土のことです。
苦土石灰だと酸度調整とマグネシウム補給ができるのですが、上記の理由で苦土石灰は使いません。
単純にマグネシウムだけ補給します。
植物が育つためにまず必要な窒素は硫安と菜種油粕で入れていきます。
堆肥についてはとりあえず土には混ぜないで、植え付けの際に有機物マルチ(有機物で土の表面を覆うこと)を行います。
リン、カリは必要ないのでバーク堆肥を各区画に40L1袋配付の予定です。
ちなみにバーク堆肥は木の皮で作った堆肥のことです。