クボタ、ヤンマー、イセキが出展。
目玉は自動操縦機能です。
とは言え、今回は完全に自動操縦にはセットされていなくて、Uターンはマニュアルでした。
画面上の基準線(赤いライン)に車体を寄せて行って、画面右下の運転手のマークを押すと、
赤いラインにオン・ザ・レールで進んで行きます。誤差2〜3cmだとのこと!すごい…。
トラクターで耕す時に、
最初に一列耕して隣の列を耕す時に、一列目に少し重ねる様に(15〜20cmくらい)耕します。
重ねる幅が広いと作業効率が下がります。
とは言え、重ねる幅をギリギリに狭くしようとしても、圃場の凸凹などで必ずしも思った様にはいきません。
耕し残した箇所が出たら、バックしてやり直しということになって、返って非効率になってしまうのです。
だから重ねる幅2〜3cmってのは驚きなのです。
こちらは別のトラクター。
画面やボタンは違えど基本的には同じ要領です。
ちなみに、自動操縦システムのお値段はだいたい100万円〜。
試乗したトラクターのお値段は…
値札見えますか?
クボタは1200万円越え。
MR1000とありますので100馬力のモデルです。
昔からトラクターは1馬力10万円と言われてますが、最近は12万円くらいになってます。
私がいつも農協のお仕事で乗ってるのだと70〜80馬力です。
100馬力モデルは北海道向きかなぁという印象です。
1200万円なのは車体の部分だけで、
後ろについてる作業機は別売りです。
お値段480万円也。
普通のロータリーだと200〜250万円くらい。
普通のロータリーで田んぼ耕して、その後代かきをするんですが、代かき用のハローという作業機も同じくらいのお値段です。
メーカーによってイメージカラーがあって、
クボタはオレンジ。
イセキは青。
ヤンマーは赤。
ヤンマーはデザインにこだわっていて、
フェラーリとかデザインしてたあのケン・オクヤマです。
内装も凝っていてメーターフードも赤色。
メーターのパターンやハンドル周りもスポーツカーっぽいイメージになってました。
お値段1300万円越え。
104馬力でした。
クボタより高いですが、この車体がタイヤじゃなくてパワクロというキャタピラ仕様なのでその差だと思います。