あいち緑育ネット体験農園のブログ(旧アグリパーク南陽体験農園のブログ)

あいち緑育ネット体験農園は会員制で1年を通じて野菜作りを体験する農園です。単発の収穫体験は行っておりません。

R5年12月3日

農園料理教室。

今回のテーマは

1.農園の野菜をひたすら食べるメニューであること

2.凝すぎの料理は再現性がないので、少ない手数で簡単にできること

です。

 

ということで、まずはキャロットラペ。

ニンジンをマリネするの図。

<手順>

千切りにしたニンジンに塩を少々ふって揉む。

※塩のかけすぎは塩辛くなる(当たり前)し、少量の塩でも揉めば十分しんなりします。塩辛くなっってしまったら水洗いしてください。水は十分切るのを忘れずに。

 

しんなりしたら砂糖、酢を混ぜて絡め、味を確かめる。

※当日は自宅になったレモン汁も入れましたが、無くてもOK。きつめの酢からマイルドな酢まで好みでOK。きつめの酢の場合は砂糖増量。

 

オリーブオイルを回しかけて混ぜる。

※オリーブオイルをかけなければ「ニンジンのなます」になります。柚子の皮でも細切りにして少々入れるとなます感アップ。

 

一応これで完成ですが、もう一つ手を加えるとすれば、下記の①〜④のどれかもしくは複数を追加してください。

①ハーブのディル(フェンネル)の葉をちぎって混ぜる。→爽やかな風味がプラスされる

当日はディルを入れました。

 

②クミンシードを少々入れる

→うっすらカレー風味がプラスされる。

これはこれで美味しいです。入れすぎない。

 

③すりおろしたりんごを混ぜる

→甘味や味わいがプラスされる

 

④干し葡萄を入れる

→味のアクセントになる。

 

 

ちなみに、ニンジンをキャベツに置き換えたらキャベツのマリネができます。キャベツの場合は千切りよりも四角に切った方がいいと思います。

キャベツとニンジン両方作って混ぜても色がきれいだと思います。

 

前回の講習で収穫したジャガイモのコロッケ。

とりたてのジャガイモ自体がめちゃくちゃ美味しいので、ジャガイモ以外に具は全く入れませんでした。

茹でたジャガイモの皮をめくって、潰して小判型に整形しただけです。

今回はとにかく素材の味を味わって欲しかったので、

塩コショウさえ入れてません。

あとはパン粉つけてあげるだけ。

ずっと揚げるのをご協力くださったKさんありがとうございました。とても助かりました。

コロッケ&キャロットラペの図。

 

切り干し大根、切り干しニンジンも作りました。

切り干し大根突きで細切りにした大根を寒風に晒して干せば完成。

Mさんが送ってくれた干してる状態の図。

このネットがあると便利ですが、なければザルで問題ありません。

 

切り干し大根突きで細切りにした大根は、干さなくてもよくて、そのまま鍋料理にいれたり出汁で炊いてもいいです。

 

 

写真がありませんが、ニンジンプリンも作りましたので、レシピをば。

 

・卵5個

・牛乳540cc

・グラニュー糖120g

・ニンジン500g(少なくても問題ない。)

 

<手順>

ニンジンを適当な大きさに切ってクタクタに茹でる。

茹で上がったニンジンをミキサーにかけてペースト状にする。

※ニンジンは二股になったものとか短いものなど料理に使いにくいものを使ってます。ペーストにするのでなんでもいい。


卵を混ぜる

牛乳に砂糖を溶かす。

※溶けにくいので軽く牛乳を温める。温めすぎは卵と牛乳を混ぜた時に卵が固まったりするので、砂糖が溶ける程度でやめておく。

 

上記の卵と牛乳を混ぜ、ザルで濾す。

※濾さないと滑らかなプリンになりません。卵のカラザとか卵白のドロドロが残るので。

 

ニンジンのペーストに濾した卵液を少しずつ馴染ませながら混ぜる。

※卵液の方にニンジンのペーストを入れると混ぜにくいです。ダマになりやすいので。

 

混ざったらバニラオイル(バニラエッセンス)を数滴入れる。

※バニラオイルの方が香りが飛びにくい。

 

 

カラメルを作る

ラニュー糖100gに水30ccを入れ、鍋で煮詰める。

砂糖に水が馴染んだらかき混ぜないで煮詰めていく。

カラメルの茶色は焦げの色なので、かき混ぜていると色がつきません。

色が黄金色になったくらいで火を止める。

余熱でどんどん茶色くなるので、火にかけながら茶色くなったらその後焦げて苦くなります。

味見したくなるかもしれないですが、絶対ダメ!

ヤケドします。

 

色がついたらお湯を入れてカラメルを伸ばす。

お湯が跳ねるので注意。

 

カラメルができたらカップにカラメルをいれ、

卵液とニンジンペーストを混ぜた物をそっと注ぐ。

 

その後、蒸す。

蒸し時間は器の大きさによって違うので、確認しながら蒸してください。

普通のプリンよりは時間かかります。

中火でじっくり蒸してください。火が強いとスが入る(気泡が入る)ので。

 

蒸し具合の確認は、プリンの真ん中をスプーンで軽く押したら跳ね返るくらいの硬さが目安です。

その硬さになったら火を止めてそのまま蒸し器の中に粗熱がとれるまで放置してください。

余熱で熱が入っていきます。

 

あとは冷蔵庫で冷やして食べるだけです。