あいち緑育ネット体験農園のブログ(旧アグリパーク南陽体験農園のブログ)

あいち緑育ネット体験農園は会員制で1年を通じて野菜作りを体験する農園です。単発の収穫体験は行っておりません。

さらに実験

もともと田んぼだったアグリパーク南陽の畑。
土壌をなんとかして改善し、団粒化させたい!!ずっとそればかり考えています。
確かに、土づくりは一朝一夕にはいかないのですが、できることをどんどんやっていきます。
 
普通よく言われる土壌改善は、完熟堆肥を畑にすき込む方法です。
砂っぽい畑ならきっとそれでいいでしょう。
 
しかし、田んぼだったために、粘土っけがあるところでは簡単にそうはいかないです。
(実際、馬ふん堆肥を投入したりしていますが・・・)
 
土ごと発酵は未熟・中熟の有機物と米ぬかを土壌にすき込んで読んで字のごとく、土ごと発酵させる方法です。
これで、粘土質のミネラルを分解して団粒化したホクホクした土になるそうな。(現代農業などいろいろ調べたところによると)
ただ、畑に野菜が植わってる状態で、未熟の有機物をすき込むと、発生したガスで根を傷めたりする可能性があります。
そこで、有機物をすき込まないで、土の上に置いておく。(有機物で土を覆うことが有機物マルチです。)
そうすると、有機物が地面に接しているところからじわじわ発酵し土が柔らかくなるとのこと。
森の中で落ち葉の表面が乾いていても、その下は湿っていて土がホコホコしているのと同じです。
 
そこで、この有機物マルチを予備のナスと入口の花壇(マリーゴールド)で実験中です。
今日、試した方法は、米ぬかを畝にまき、落ち葉や野菜くずの中熟堆肥(自家製)を被せ、水分が蒸発しないようにトマトの残渣でマルチングというもの。
(米ぬかは発酵バクテリア起爆剤、トマトの残渣(葉っぱや茎)はアグリのトマトハウスから出たものです。)
 
昨日の今日で効果がすぐ出るものではないので、しばらく観察をします。
(写真は後日アップします)
 
有機物マルチに使う落ち葉、水気をきった野菜くず、お茶がらなど集め中です。
町内清掃などででた落ち葉など少しづつでもご協力ください。お願いします。
 
 
明日6月3日(木)は、虫よけのスギナ汁とえひめAIを仕込む予定です。
 
明後日6月4日(金)は朝9時ごろから堆肥製造場所を作ります。