ブロッコリー、キャベツの畝とハクサイの畝の防除をしました。
今年は寒くなるのが早いので害虫の動きは不活発ぎみですね。
対アオムシなど蝶、蛾の幼虫にプレバソン、
対アブラムシにダントツのそれぞれ2000倍希釈液を散布しました。
効果出てると思いますので、明日の講習の時に結果教えてもらえるとありがたいです。
ちなみに、ダイコンの畝、ナッパ類の畝には農薬散布してません。
参加者さんによっては間引き菜を食べるので、
農薬散布しづらいのです。
(いつのタイミングで食べるかわからない)
今日一件ダイコンにアブラムシがついているとの報告をもらった参加者さんの区画だけ農薬散布しました。
散布後7日まで間引き菜を食べないなら散布できますので、明日の講習時にお知らせください。
防除の話ついでにもう少し。
農薬を散布するのは化学防除、
ネットや寒冷紗で物理的に害虫がつかない様にするのは物理防除と言います。
区画によっては独自でネットをかけている方もいますが、下図の様に
ネットの端や裾がアッパッパーに開いているところがありました。
これだと害虫をシャットアウトできません…。
実際、ネットの中に蛾がいたところもありました。
端や裾を閉じてください。
ちなみにこれは益虫です。
てんとう虫の幼虫。
てんとう虫は成虫も幼虫もアブラムシを食べます。
野菜にてんとう虫が野菜にいるという事は、
アブラムシがいる可能性が高いと言えます。
他だと、アマガエルがいたら蛾が飛来していると言えますし、カマキリがいたら蝶やバッタが来ていると言えます。
野菜を食害するものがいればその捕食者もやってくるわけです。
生き物の観点から見てみると面白いです。