あいち緑育ネット体験農園のブログ(旧アグリパーク南陽体験農園のブログ)

あいち緑育ネット体験農園は会員制で1年を通じて野菜作りを体験する農園です。単発の収穫体験は行っておりません。

R5年3月6日

肥料についての続きです。

質問がありました。

ベランダで花を何種類か育てているのですが肥料の基本は同じですか?
園芸店に行くとバラにはこれとか球根にはこれ等色んな種類の肥料が売られていて迷うことが多いです。」

という質問です。

 

肥料の基本については同じです。

まず植物が育つのに必要なのは窒素です。

たしかにホームセンターや園芸店で○○用肥料とかなり細分化していろんな商品が売られています。

特定の花や野菜用に各メーカー肥料の成分を配合しているんだと思います。花の色上げをよくする為とか種々の理由で。

趣味の園芸ならこだわって各種揃えて比較するのも楽しみの一つだとは思います。

とは言え、全種類揃えていては費用もかさむので悩むところでしょう。

 

個人的には下記の数種類くらいを使い分けてます。

元肥として固形30号プラス(10-10-10、腐植入り)

元肥追肥としてIB化成(10-10-10、緩効性肥料)

追肥としてBB NKエース(BBはバルクブレンドの頭文字。窒素やカリの単肥が混ぜてある。 N=窒素、K=カリ)

尿素(窒素だけの肥料)

尿素は粒で撒いても水に溶かして撒いてもいいので使いやすい。尿素だと目方の半分近く窒素が含まれているので濃さには注意。)

・ハイポネクス原液(類似の商品でもいいと思います。)

原液で撒くという意味じゃなくてハイポネクスのスタンダードの商品名が「原液」です。念のため。

 

ちなみにこのうち、自宅の庭の草花や観葉植物に撒いてるのはIB化成が多いです。緩効性肥料なので一気に効きすぎて肥焼けにもなりにくいですし。

他にはハイポネクスなどの液肥です。液肥はすぐ植物が吸収してくれるので即効性あります。

 

また、葉っぱの色が黄色っぽく薄くなったり弱々しい時に即効性を求める場合は尿素を500倍くらいに水で溶かしてかけてます。葉っぱにかかっても葉面吸収するので大丈夫です。

 

とまあ、こんな感じです。