区画を見回って気づいたことなどをつらつらと。
・ナスなどの葉っぱが黄色い
先日軽く窒素肥料をまいておいたので、概ね株がしっかりしてきて色も良くなっていますが、一部未だ黄色い区画がありました。
葉っぱの色が黄色いの原因は窒素不足だと思います。
どうやらその様な区画の傾向がある様です。
①区画に堆肥を入れすぎている
堆肥自体には肥料分(窒素)はほとんどありません。むしろ堆肥(農園の堆肥は名古屋競馬の厩舎からでる敷料で主に籾殻)の炭素分を分解するのに窒素を使うので、野菜が窒素を吸う前に堆肥の分解に窒素が取られていると考えられる。
②土中の有機質(堆肥など)が少なくて土が団粒化していない。
①とは逆に堆肥が少なくて土がカチカチに固まっていると土の肥料をためておく力が弱くなったり、水持ちや根張りがわるくなります。そうすると野菜が肥料を吸えなくなると考えられる。
堆肥入れすぎな区画は次回作で堆肥を控え、カチカチな区画は堆肥を入れましょう。
足りない物を補う事は割とできますが、土に過剰に入った物を抜くのは難しいです。
ちなみに株が貧弱なほど初期に蕾が付きやすいと思います。
生命の危機で遺伝子を残そうというプログラムが働くのでしょう。
とりあえず一番最初に咲く花は摘み取って、養分が食われない様にして株を育てましょう。
今、株がしっかりしているものは一番花からとれる実は収穫できますが、小さいうちにとってしまった方がいいです。