熱田区の野立小学校に出張教室に行ってきました。
内容は2年生に野菜作りと5年生に稲作についてです。
限られた時間内で2年生に野菜の育て方をあれこれ教えるのは厳しい。
なので苗にさわってみて葉っぱがツルツルだとか産毛が生えていてサワサワするとか、匂いを嗅いだりしてまずは五感で感じることにしてもらいました。
手触りや匂いはスマホやタブレットでは絶対わからないことです。
5年生は稲作について2時間分の授業でひたすらお話ししてきました。
稲作については一昨年までと昨年から続く令和の米騒動以降で状況が全く違っているのでそのあたりについてもお話ししました。
田んぼを持っていたとして、どれくらいの面積でどれだけ収穫できて費用がいくらかかるのか?
儲かるのか損するのか?
損し続けた場合、稲作が継続できるのかできないのか?
港区南陽町ではどうやって稲作をしているのかなどなど。
子どもたちからの質問も止まず、意欲の高さに感心しました。
子ども相手に説明するのって、こちらが勉強になることの方が多い気がします。
難しいことをわかりやすく、簡単なことは奥深くとか(実際子どもたちにわかりやすかったのかはわかりませんが)、本当に難しいです。